インフルエンザを吹き飛ばす、春のアトリエデコレーション

一月末に夫がインフルエンザにかかってしまいました。狭い家庭内のこと、私もすぐに感染して色々な症状にこの2週間ほど苦しみました。咳は今だに抜けません。

日頃の疲れが出たのか、熱はすぐ下がったのにずうっとスッキリしません。何も手につかない状態が自分でもほとほと嫌になり、思い切って家の中をぱあっと明るく、春らしくしようと模様替えを敢行しました。🍀

まずリビング。ここは私が刺繍したり、ハンドバッグを縫ったりするアトリエでもあります。気持ちが華やかになるように、テーブルクロスを黄色にしました。私の中では黄色は菜の花、タンポポ、ミモザ、レンギョウなどの花を思わせる春を象徴するカラーです。さらにライムグリーンの縁取りのテーブルランナーを重ね、ベージュとブルーのハーダンガー刺繍のテーブルセンターをさらにさらに重ねます。

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季節によってテーブルクロスを変えていますが、箸置きは毎月変えています。今月2月は銀細工の水仙です。

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お次はリビングの壁際。もうすぐひな祭りですね。我が家には息子しかいないのですが、小さなお雛さまをいたるところに飾ります。クリスマスに次いで楽しみなデコレーションです。電話台には陶器の市松人形と犬筥(いぬばこ)。本来犬筥は雌雄一対なのですが、我が家では一匹だけ。犬は子供を守る役目があり、お産も軽いことから、安産の守り神となり、女の子の健やかな成長と幸福を願う雛飾りになったのだとか。なんだかとても心惹かれます。

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こちらはリビングの壁。私のイメージでは我が家の床の間です。シーズンごとに絵をかけ変えます。節分が終わったので、博多人形のお雛さまがくっついている(‼️)お軸です。市松人形の後ろにもちょっと見えていますね。いくつになってもお雛さまっていいなあそんなふうに思います。

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仕上げは家の顔である玄関。水仙やフリージアなどの香りのいいお花を生けます。ここには京都の哲学の道の入り口にあるお店で買った立ち雛と、山口県名産の大内塗りのかわいらしいお雛さまを飾ります。

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これですっかり家中春になりました。写っていませんが、リビングには花桃の花も生けてあります。どの花もまだ蕾ですが、咲き誇れば家中香るでしょう。インフルエンザを吹き飛ばすことができそうです。とってもワクワクしています。明日からまた作りかけのハンドバッグ制作に打ち込めます。私のアトリエはすっかり気持ちの良いものになりました。♥♥♥

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