コスチュームジュエリーアワード2018に応募しました

久しぶりの投稿になります。

コスチュームジュエリー(貴金属を使わず、身につける人を美しくひきたてるジュエリー)アワード2018に今日、応募しました。なんと郵送で今日の消印有効というギリギリのタイミングです。

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このコンクールの存在を知ったのは7月30日‼

あと1ヶ月しかない〜しかも家族の引越しや移動があり、実際に制作できるのは8月13日からだ!という状況でした。実質3週間で仕上げなければなりません。

でもでも、なんとかできそう、という不思議な確信があります。

テーマは『日本の美』海外に向けて伝えたい日本の美、ということでした。

 

すぐアイデアが湧きました。

今年は花の咲きはじめが早く、楽しみにしていた藤が見られませんでした。あしかがフラワーパークの大藤が見たかったのです。

そのせいか、ずっと藤が頭の中にあり、日本の美、と聞いた途端藤をテーマにしようと閃いたのです。それもただの藤ではなく、孔雀の尾を藤に見立てて

それに、以前買い求めた美しい紫色のベネチアンビーズと日本刺繍の紫色の金糸を使う大チャンスです♪( ´θ`)ノ

この美しい素材、使いたかった〜〜〜〜!

そして、ネックレスとブローチのセットにしようと考えました。セットなら華やかさも2倍です!

デザインは以前から大好きな日本の吉祥文様をアレンジしよう!孔雀(富貴)も藤(生命力)も吉祥文様だし!

と奮闘してできたのがこの2点です。

まずは藤孔雀のブローチ。胴は厄を落とし再生を表すウロコ模様。腰には豊作の象徴の雪輪模様。私は以前行った今右衛門展でこの模様を見て以来、雪輪に夢中になっています。そしてその中には、華やかさを魅せる御所車を刺しました。尾はもちろん藤の花です。

そしてこちらは麻の葉に唐松のネックレスです。

このネックレスのモチーフはやはり古来からの模様の麻の葉に唐松を乗せたものです。

麻の葉も生命力の強さと魔除けの意味を持ち、唐松はさらに神聖な意味も持ちます。

長く日本で愛されてきた模様ですが、現代の装いにもモダンにマッチすると思います。ブロンドの白人女性がつけても素敵じゃないですか?

両方セットでつけてみるとこんな感じ。

上品で優しく、華やかなものになったと思います。

縁起の良い、ジャパニーズラッキーパターン尽くしの作品です。

出来上がりには満足しているのですが、写真では紫色を再現するのがとても難しく、うまく審査員の方々にアピールできたのか少々不安ではあります。

でも、コンクールは運や縁と言った側面もあるので、一次審査を通過できるよう、明るい気持ちを持って祈ります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

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