スタンプワーク『ヴィオラ』の課題、着々と進んでいます

スタンプワークの課題『ヴィオラ』、パーツ刺し終わりました

自分の作品を作る合間に刺していますが、気分転換になってなかなか楽しいです。

あとはカットして仕上げです。左上にちらりと見えているのが土台の刺繍です。組み立てると可愛いお花が咲きます。ただ課題なので、組み立てはレッスンのある来月です。

イギリスの刺繍なので、敬意を表してルイス⋅キャロルの不思議の国のアリスの3月うさぎにも登場してもらいました

今回のレッスンではしみじみ刺繍の面白さ、奥深さを思いました。

写真では紫と黄色の花びらをロングアンドショートステッチで刺しています。糸をたくさん重ねて、コロンと小さなかわいいマカロンのようです。

でもこれは私にはとっても衝撃でした。((((;゚Д゚)))))))

初めて刺繍というものを教えていただいた、ヴォーグ市ヶ谷校の開田美代子先生に、『糸を重ねるのは野暮!糸を重ねてはダメ、重ねるくらいなら穴が空いた方がいい。』と教えられていたからです。

でも、スタンプワークのレッスンでは先生から、『穴を開けちゃダメ!糸を重ねて重ねて!』と、指導されたのです!

そもそもロングアンドショートショートステッチって何?と思われた方のために、今回のテキスト(森本さちこ先生主催のクリエイティブ イングリッシュ ニードルワーク スタジオのものです)から、下にそのテクニック解説部分を載せておきます。

このステッチは広い範囲を刺し埋めるため、また質感を出すため写真のように上から下に糸を刺していきます。

まず何と言っても以前習ったフランス刺繍との大きな違いは、一段目を下から上に刺すことです。スタンプワークではサテンステッチもそうです。基本、花や葉を、先端からではなく根元から刺します。

日本刺繍もオートクチュール刺繍も私の経験してきたあらゆる刺繍は普通その逆から刺します。

思うに、この刺繍はカットすることが前提だからでしょう。カットするキワからではなく、残す方から刺してカット部分に細心の仕事をしやすくするためだと思います。

なので、カットに関わりのないロングアンドショートステッチの2段目は、もうその他の刺繍と同じく上から下に刺すのですね。

最初に開田先生から習ったフランス刺繍では、盛り上げてふっくら刺したいときは、下に糸であんこがわりに隠しステッチをします(スタンプワークでも、サテンステッチでは同様です)ただ、糸は重ねないよう厳しく指導されました。

でも今回はカット前提のスタンプワーク、別名raisedwork(盛り上げた刺繍的な意?)とも呼ばれているくらいです。当然糸を重ねる刺繍なので下にあんこを入れなくても自然にふっくらするわけです。

設計思想、というと大げさですが、その意味を理解できればしめたもの、この刺繍はこういうもの、と理解するととても楽しく感じられます。

正解は1つではなく、目的に応じて色々あるわけです。今同時に学び途中の日本刺繍でも、また面白いことがあるかもしれません。様々な刺繍を経験することは私自身をとっても豊かにしてくれます。

本当に刺繍って楽しい!(o^^o)

さあ、日本刺繍の課題もやらなっくっちゃ

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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