横長利休バッグ『パンジーウェーブ』制作過程6個別パーツ完成

ふ〜!!!

あともう少し、もう少し

利休バッグの全てのパーツが整い、組み立てて縫うだけです。

確かに恩師の言葉通り、今回は検証しながらなので、一歩一歩確実に、という感じで作業を進めています。

前回は一体どうしていたのかしらと思うほど、考え込むことが多かったのは自分でも驚きです。やっぱりこちらも恩師の言葉通りで、無我夢中だったんですね(^◇^;)

その証拠がこれ!

型紙に書き込む書き込む!

2度目はこうするとより美しくなる、というポイントを型紙に徹底的に書き込んでいます。

それでも次回はさらにこうしてみよう、ということが出てきて考え込み、しばしば手が止まります。

加えてコロナ騒ぎで材料を新しく見に行ったり、お店の人に相談したりができないので在庫をかき回したり、ネットで調べたりと本当に大変でした。

私にはハンドバッグづくりの恩師が二人います。

お一人はすでに他界されているのですが、この方はいつも『頭は生きているうちに使うのよ!』とよくおっしゃっていました。チャキチャキの江戸っ子なので、ちょっと威勢の良い口調でしたが、私は『ほんとに先生のいうとおり!』と心の中で返しています。

教えていただいている間は受け身で言われるがままでしたが、自分で考えて行動してみると、驚くほど理解が深まります。

そして、メチャクチャ楽しいです

昔、職人さんは”習うんじゃねえ!見て覚えるんだ!”などと言われたようですが、そうだなあ、と納得してしまいます=(^.^)=

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

 

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