袋帯『奏でる』前帯デザイン

袋帯「奏でる」帯前のデザインが決まりました。

前回の猫の帯と同じくダブルフェイスです。印の通り折山で折り、両面の柄を楽しみます。

 

八重桜のひと枝でまず一面。

お太鼓は遠景で八重桜の森の中でしたので加えませんでしたが、今回はひと枝をクローズアップしたので、咲き終わった後のシベも入れてみました。

前々からシベもとっても美しいなと思っていました。

シベに最後までくっついている花びら、またシベからまさに今離れて飛んでいく花びらも表現してみました。

風を感じられる気持ちの良い表現だと思います。

咲き終わった花を愛おしむのは昔から日本人のDNAでしょうか。

 

もう一面は蝶が琵琶のバチを持っています。

持って行こうとしているところ、かな(⌒-⌒; )

お太鼓の蝶はジャコウアゲハのオスで、帯前のメスがバチを届けにゆく、というストーリーにしています。

ジャコウアゲハのメスはオスより白っぽいそうです。実はお太鼓のビワの模様の2頭の蝶はメスなのです(^-^)!

このデザインに決まるまで試行錯誤したので、没デザインのうまく消せなかった部分を隠すため、白い羽根型のモールディングをおいています。ちょっと見苦しいかな、と思いましたので。でも、苦労の跡を残しておくことも大事かな、なんて思えたのです。

とにかく、またまた刺繍が始まります!

 

 

 

 

 

 

 

 

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