日本刺繍課題『月と鹿』3

『月と鹿』の月部分、ほぼ刺せました。

金糸は目がチカチカします。この『塩路の帯地』の折り目は非常に細かいので、織り糸に禁止を沿わせて止める作業はもうもう大変!

写真ではちょっと分かりづらいですが、金糸を小さく止める針目が不揃いになってしまいました。でも、それが月光の揺らぎに似て、いい感じになりました。

と、一人満足していたのですが、まさに今日レッスンがあり、先生から

『針目が大きいですね。針目と針目の間にもう一目入れてもいいかな。2ミリにしてくださいね。』と言われてしまいました。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

実は勝手に5ミリ幅くらいで止めていました。

今は、ぱあんと枠に張っているから良いのですが、枠から外すと2ミリ間隔で止めていないと糸がたわんでしまうそうです。

ちゃんと訳があるのですね。

先生のおっしゃる通り、もう一目間に針を入れることにしました。

千年の昔から伝えられるテクニックです。こういうことは自分の判断だけではいけませんね。先生について学ぶということは本当に意味がある、と思いました。

それでも、月が終わればこの刺繍のヤマは登ったことになります。

あとは優しげな秋草を刺すだけです。

神経を使った月と違って楽しんで刺すことができそうです。( ^∀^)

 

 

作品やホームページに関するお問い合わせはこちらからお願いします。