『枝垂れ桜と蝶々』の半襟、刺せちゃいました!
この写真は左前部分です。右側も完成していますが、そちらは桜だけです。
咲き誇る桜と蝶々。よりをかけない釜糸で全て刺したので、ふわっとした優雅な輝きの絹糸の美しさが際立っています。
あとは裏に糊付けしてアイロンをかければ完成です。
糊付けは日本刺繍では大切な工程です。私は初めてのことなので、うまくできるかな?
恐る恐るやってみよう。沖文先生からやり方だけはお聞きしているのですが………。
明日にでも、と思っていたのですが、とんでもないことに気づいてしまいました。
華やか過ぎるのです!
何をいまさら、ですが、美しい刺繍に夢中になって、自分が使うということをすっかり忘れていました。いえ、忘れていたのではありませんが、デザインの美しさに集中しすぎて、私の手持ちの色無地に合わせる、私が使う、という事がちっちゃくちっちゃくなっていました。
これではお振袖の半襟みたい……….。。゚(゚´Д`゚)゚。
それでもこれはこれ。美しいし、頑張ったし、私の作品としてとっておこう!
この半襟を刺した生地は実はもう一つ半襟をさせる余裕があります。大好きな雪輪模様と蝶々一匹を組み合わせて、もっとシックな色合いで大急ぎで刺してみよう。
この半襟は8日で刺せたから、同じくらいかかるかな…………。蝶々を刺すのに1日かかったし、もっとかな……….。
3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)