帯のお太鼓部分の主役、りんご守りの猫のお顔部分が刺せました。
下半身は木の枝を刺してからになります。
この猫ちゃんは摘果されたりんご目当てに集まるネズミを見張るのが任務なので、キリッとした表情です。
元々は雑誌で見かけた青森の猫ですが、私の猫の顔に変更しました。
インスタに投稿すると、『リアルで生きているみたい!』とたくさんの方に褒めていただきました。(*^o^*)♥♥♥
刺していると、どんどん気持ちが入ります。
最初に描いた図案を追いかけてただ刺すのではなく、命のきらめき、輝きみたいなものを表現したいなあという思いが強まります。
それを作品の上に出現させたいです。
私なんかが口にするのはおこがましいのですが、それぞれの人に様々な事情や思いがある事は十分承知の上で、ただ無心に生きることの輝きと世界の美しさを発信できたらなあと。
この後は木の枝、青リンゴ、生い茂る緑の葉を刺していきます。おそらく全てがグラデーションになる大作です。
材料をチェックして、気合を入れます。
3D刺繍アーティスト: Junco Ishihara (石原順子)