スタンプワークの課題、ラズベリー製作過程です

日本刺繍と並行して学んでいる、スタンプワークの課題『ラズベリー』の制作過程です。

日本刺繍は絹糸を上手に扱えるようになりたい、と始めました。

では、スタンプワークは?

なんといっても立体にすることが前提の刺繍なので、アクセサリーなどを作る際の参考になれば、と思ったからです。

この刺繍は洋書を見て独学ですが経験がありました。

これがその時作ったバッグです。

日本でいうフランス刺繍のステッチが主として基本になっているので、独学でも形にすることができました。

またカットワークやオートクチュール刺繍の経験から、刺繍を立体にすることも経験済みです。

『何をいまさら?これ以上学ぶことなんてあるの?あなたは教えられるくらいじゃない!』と言ってくれた友人もいます。

でもね、やっぱり違うんです。

16、7年以上もクロッシェ(かぎ針)を多用するオートクチュール刺繍に馴染んだ私です。

刺繍の基本中の基本であるフランス刺繍の約束事が曖昧になっていたりします。

そして専門の先生に習う、という事はハッと気づかされることがたくさんあります。

なぜそうするのか、そうしなければならないのか、と考えながら刺繍する事はとっても興味深くて面白いです!

おまけに色々なジャンルの刺繍を学ぶと、一つのジャンルで疑問だったことが、他を学ぶ事で氷解したりします。

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ところで、このラズベリー、葉っぱはあとはカットするだけ、果実は綿を入れてガクを刺繍します。背景のように見える白地の水玉は花びらで、やはりカットして花芯や茎を刺します。

ラズベリーの花って、白いんですね!

この写真だとよくわかるのですが、果実はフレンチノット(フレンチナッツ)というステッチで刺し埋めています

一緒にレッスンしている方は刺繍初心者なので、刺し埋めるのがたいへ〜ん、と悲鳴を上げているのですが、こういった地道な作業はちっとも苦になりません。

だって、以前作ったこのバッグ、

のこの部分、引き伸ばしちゃったのでわかりにくいのですが、ゴールドの唐草模様の背景部分はすべてフレンチノットで刺し埋めてあるのです!

自分でもよくやったー!と嬉しかったです。

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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