以前応募したコスチュームジュエリーアワード、思いがけず佳作入選となりました。
とてもありがたく思います。
代官山の『カラート71』で11月17日(土)〜19日(月)の間、展示となります。
コスチュームジュエリーって?
宝石を使わないで作られたアクセサリーのことでしょ?刺繍で作ったものでもOKよね。私の最大の目的はたくさんの人に作品を見てもらう事、応募しちゃお!
私の認識はこんな浅薄なものでした。
でも、応募後プロのコスチュームジュエラーの方から丁寧なご指導をいただき、すとんと腑に落ちるものがありました。
コスチュームジュエリーとはクラフト(大雑把ですが、作ることを楽しみ、それを自分で身につけるといったハンドメイド、手芸)ではなく、ファッションを際立たせ、身につける人を華やかに飾るもの、と教えていただいたのです。
つまり、ファッションである以上、ファッションセンスが重要だということです。
軽い気持ちで参加してたまたま運良く佳作をいただきましたが、ここはよくよく肝に銘じなくては、と思いました。
不遜かもしれませんが、私は自分の作品をクラフトとは考えていません。アートであると思っています。
心血を注いで作っています。
それでも今回の作品は、果たしてコスチュームジュエリーのレベルだと言えるのか、身につける人のファッションを本当に際立たせ、美しく魅力的にしているのだろうか。自己満足ではなかっただろうか。
たくさんたくさん考え、勉強になったコンクールでした。
そして、いろいろ学ばせてくださった方、また作品を評価してくださった方々に今はただ深く感謝しています。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)