金封ふくさ『玉取り唐獅子』3あれこれ試し刺し

一番大切な顔が可愛く()出来たし、

唐獅子、どんどん刺しちゃうぞ〜!

なんて思ったけど、ハタと手が止まりました。

オレンジ色のボディ、と決めたけどオレンジ色、15色持ってるし。

それに、そのオレンジ色で地刺しした上に刺す獅子紋は何色 !?(・_・;?

(獅子紋って、獅子舞の獅子の緑の布についてる模様のことです。)

などと思ったので地色のオレンジを決める前に獅子紋の色のシュミレーションしてみました。この模様は色金と呼ばれる色のついた金糸がいいかな、というイメージがありました。

なので、デッサン画に直接青の色金を挿してみました。

う〜ん、強すぎるかな?

じゃ、赤の色金で。なんだかなあ。(*´-`)

結局フツーの金糸かなあ。落ち着く〜。

色金糸って綺麗だからつい使いたくなっちゃうけど、効果的じゃなくちゃね。それによく考えたら地刺しのオレンジ色に金糸の中で最も細い毛金を混ぜるから、金糸が一番馴染むよね。

となったのでした。

そして肝心のオレンジ色を決めるため、こんな風に試し刺し。

う〜ん、39番かな。ということで選んでセンターに毛金を混ぜて刺してみました。

いいんじゃない (^_−)−☆

それに、毛金って初めて使ったけど柔らかくて気持ちいい!

よしよし、刺しちゃおう

きゃ〜、釜糸(よりをかけていないフラットな糸)なのに毛金を混ぜたら立体感出てる〜!

よしよし、この感じ。切り押さえをして落ち着かせて、残りのボディを刺したら獅子紋だ〜!

 

作品やホームページに関するお問い合わせはこちらからお願いします。