ずっとずっと楽しみにしていた東京国立博物館の特別展「きもの KIMONO」に行ってきました。
コロナで開催が延期され、やっと観に行く事ができましたo(^o^)o
オリンピックを見据えた大型企画展なのにこのご時世で信じられない空き様!こんな感じでした。
ありえない!
でも予約制なので、ゆったりじっくり鑑賞することができました。
いつもはこういった展覧会は人の頭越しに見ていたので、今後はすべて予約制になれば良いのにね、なっていくかもね、と思いました。
とにかく、素晴らしかった~♥♥♥
日本の花道(ランウェイ)と銘打つだけあって織り、刺繍、染色、箔、デザイン、すべてゴージャス極まりない美しさ!(◎_◎;)♥
鎌倉時代から現代まで(X JAPANのYOSHIKIデザインのものまで!)の膨大な展示量です。
黄色のチケットの下のカミナリ様は江戸時代の火消し半纏の裏地。当時の江戸の町火消しは消火活動が終わると半纏をひっくり返して裏地を見せ、意気揚々と詰所に戻ったそうです。
カッコいい(>_<)☆
女性のものだけでなく、男性の着物も1コーナー設けられていました。
信長の陣羽織なんて、超アバンギャルドでとってもキュート(๑˃̵ᴗ˂̵)♥
それぞれの展示着物を見て、遊女になったり、お姫様になったり、火消しになったり、武将になったりの気分を味わいました。どれも実際袖を通した人がいるんですよね。
どんな気持ちでどんな人生だったんでしょう!
小物や風俗画も展示され、着物を着ていた時代の空気も感じられました。ファッション誌のようなものもあったんだそうです!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
日本人の美意識の高さ、繊細さ、また大胆さに感じ入ってしまいました。
そして、KIMONOは世界にあまたある民族衣装の中で、唯一(言い過ぎ?)、風景やら光景やらの絵画を身に纏うものなんだな、とさらに感動を深くしました。
7月28日から後期展示変えなので、また行くぞ♥
コロナ下、鑑賞できたことの幸せに感謝しています。
3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)