極小利休バッグ『コーヒーチェリーハンモック』4制作過程・猫の顔の刺繍

なかなか進まない猫の刺繍ですが、やっとお顔が刺せました。

地布は金糸で青海波模様の地紋が入っています。

こう行った布は図案が写しにくく消えやすく、さらに見にくいです。なので刺しにくい刺しにくい( ̄▽ ̄;)

途中で図案が消えてしまい、四苦八苦しながらやっと着地しました。

やはり何と言ってもお顔が大事。

本人(?)の可愛らしさにできるだけ近づけるよう、また損なわないよう、2度ほど刺しなおしました。

まだ少し修正しますが、まあまあ満足できるものになりました。見てくださった方が、『幸せそうなお顔。悲しいニュースが相次ぐ中、穏やかな表情に癒されます。』と感想を寄せてくださったので、とっても嬉しかったです。

そして、やっと気がついて、前脚は図案が消えないよう、刺しやすいよう毛金で輪郭を刺しました。

最初からこうしておけば良かった(~_~;)

 *******

後は胸、お腹、前脚です。毛並みの表現がなかなか大変です。

毛流れの表現ももちろん大変ですが、やはりその色。

同時に刺繍針を4、5本駆使して様々な絹糸と金糸を混ぜながら刺します。

なので絡まったりしないようとっても気を使います。

それでも自分の愛猫を布の上に出現させるのは楽しい!

刺しながらますます愛しく感じます

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

 

作品やホームページに関するお問い合わせはこちらからお願いします。