しばらくブログをお休みしていましたが、沢山の想いがこもったかわいい極小利休バッグ、とうとう完成しました!
今までフルに自由に時間を使えていたのに、夫の帰国、かつステイホームで集中できる時間がかなり制限される中、(今はきっと大多数のみなさんがそうですよね(^_^;))なんとかこぎつけました。
正面から
そして斜めから。画像ではわかりにくいのですが、キラキラ輝くスワロフスキーファスナーをつけました。
気分も上がります!
ご機嫌でネンネする猫ちゃんのお顔部分アップがこちら。
も〜♥ 我ながらかわいくてかわいくてたまりません!(๑˃̵ᴗ˂̵)♥♥♥♥♥
サイズは高さ10.5cm、横幅20cm、まち10cmです。
極小?ちっちゃいってどのくらい?具体的には?
これを見てください♥
ちょっと戻った制作過程の画像ですが、大まかなサイズイメージを掴みたくて、カレンダーの裏紙を使って作った実寸大の模型です。
おとなりのツェラミカアルティスティッチナのカップと比較するとよく分かります。ちっちゃいですね!
でもお財布、パスケース、スマホ、ハンカチ、リップなどちゃんと入ります(^o^)
あまりのかわいさに、今後利休バッグを作るのなら、このかわいいアクセサリーのようなサイズだけにしようかなと思いました。
そして本体は茶色の銀通しの絹地ですが、内袋はキュートなオレンジ色の水玉模様です。コントラストが素敵でしょ?
またまた制作過程の画像で申し訳ないですがこれだとよく分かりますね。
そして、こちらの画像ではスワロフスキーのキラキラファスナーもよく分かります♥
今回でサイズをいろいろ試してみたとはいえ、利休バッグも3作目。
できるだけぷっくり可愛いボディにしたい、とたっぷりスポンジ芯を入れたり、持ち手を綺麗なふっくらしたカーブにしたい、と中に革、シールタイプのワッフル芯、スポンジ芯、紐など4種類入れています。
当然縫いにくいのですが、力のあるアームミシンと、革も布も美しく縫える職業用ミシンの2台を持っているので、真剣勝負!と気合を込めて縫うことができます。
ファスナーも好きな長さに作りました。と言っても、長さを変えて留め金を自分でつけただけですが。
とにかく、こんな風に自分で思ったとおりに作品が作れるって、幸せだなあとしみじみ感じています♥
もともと私は刺繍が何より好きで様々な技法を学びました。
『物語さえあればお后の位もいらない』と言った更級日記の菅原孝標の娘のように、刺繍さえしていれば幸せです。
そして、さらに刺繍したものを形にしたいとハンドバッグのデザイン、製図、縫製も学びました。
なので、どうしたら自分の思う形に近づけるかという知識、道具、予想する力を自分のものにできました。
今は世の中がコロナで一変したかのようですが、私の心や基本的な生活はちっとも変わりません。
大好きな刺繍さえしていれば、いつでも心の中は豊かで満たされています。
これは世界がどんな状況になろうと、誰になんと言われようと、また全く関心を持たれなくても変わりません。
私って、幸せ者ですね(*^^*)♥
3D刺繍アーティスト : Junco Ishihara(石原順子)