昨日に引き続き、今度はコットンシャツにクロスステッチで刺繍してみました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、これは私のイニシャルの『J』です。分かりにくいところがまた素敵なのでは?と思います。
昨日のデニム同様、ピンクの艶やかな8番の糸で刺し、ポイントになるところはビーズを糸に通したクロスステッチをしています。小さなピンクのクリスタルのスパングルストーンもポイントに刺してあります。
デニムや目の詰まったコットンシャツにどうやってクロスステッチをするの?とよく聞かれますが、抜きキャンバスという便利なものがあります。刺繍したいものに縫い付けて刺し、終わったら全てそのキャンバスの繊維を引き抜きます。すると、刺繍だけが残ります。これなら、どんな布にでも目を数えて刺すクロスステッチができるわけです。刺繍愛好家の方ならご存知かもしれませんね。
さらにこちらもコットンシャツにフランスの説話を刺繍しています。
テーマは魔女によって鹿に変えられたデジレ姫。隣国の王子さまに助けられて無事人間に戻ります。
素材やテクニックはピンクのシャツと同じです。シンプルな赤に特化することで、より物語が際立つよう思います。襟元は赤を引き立てるよう、コバルトブルーのビーズで縁かがり刺しをしました。着る人をドラマティックに見せてくれるでしょう。
いずれも、シンプルなシャツが、世界で一つだけのゴージャスなものになりました。
最後までご覧いただいて、ありがとうございました。