日本刺繍を習い始めて一年半になります。絹糸の扱い方を知りたくて始めましたが、すっかり夢中になっています。
とうとう念願だった半襟を刺すことにしました。
桜のラグビージャージに触発された、というわけでもないのですが、どうしても桜を刺したくなっちゃったのです。
お気に入りの色無地のお着物があり、それに桜が似合うな、と思ったことも一因です。
枝垂れ桜に蝶々を飛ばせたデザインにしました。
この蝶々は家紋の蝶のデザインです。我が家の家紋ではありませんが。
以前からこのデザインとってもカッコイイ、と思っていました。数百年受け継がれてきたデザインは流石に洗練されているなと感じます♥
半襟の右襟側の桜部分が刺せています。
沢山の小さな桜は『ぬい切り(フランス刺繍のサテンステッチ)』というテクニックを使うことが多いのですが、花びらを2色で表現したかったのと、ボリュームを出したかったので、『刺しぬい(フランス刺繍のロングアンドショートステッチ)』で刺しています。
『ぬい切り』の方が時間もかからず、糸も少なくて済むし、テクニック的にも楽なんですけどね( ´ ▽ ` )
糸、足りるかなあ。足りなくなったら1時間半かけて京橋まで買いに行かなきゃ。゚(゚´Д`゚)゚
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下の動画は左襟の桜を刺しているところです。
デザインのメインの蝶々が刺せたので、嬉しくてアップしちゃいました。
お天気が悪くて私の影が写り込んでいるのと、半襟の形態上、1メートル10センチの長さの枠(しかもオートクチュール刺繍用の枠!)に張っているため、布がたわみやすくちょっと見にくいです。
日本刺繍用の大きな枠も欲しいのですが、置く場所ないしなあ、と思ってしまいます。