加門七海の”着物憑き”読んでみてドキドキ

今、日本刺繍と着物に夢中になっているイキオイで、

加門七海の『着物憑き』、読んでみました。

小説なのかエッセイなのかわからない不思議な読み物です。

着物周りの小物の勉強になればと読み始めました。

が、ちょっとだけ怖い、”怪異”のものがたり。

いかにもありそうななさそうな、着物にまつわる不思議のお話し。

着物が大好きな友人の顔を頭に浮かべつつ、一気に読みました。筆者と違って着物はやはり非日常だし、数も持っていないし高価だし。でも、なんだか少しこの世界に関わって楽しんでみたいなと思いました。

だって、

『着物を着ている自分が愛しくて仕方なかった』

なんて書いてあるんですよ!この気持ちわかる〜と、激しく共感してしまいました。この感覚、着物に袖を通した人ならではです

日本人は『布好き族』、だから着物にネックレスなどの宝飾品は現れなかったとも。

う〜ん、そうかもね。でも、絵で見ると細川ガラシャの着物姿にクロスネックレスの肖像画とかも素敵だなあ、などと思いを巡らし、ますますのめり込みそうな自分を確認したのです(^_^;)

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

作品やホームページに関するお問い合わせはこちらからお願いします。