ギリギリまで制作していたため、アップする余裕なく過ごしてしまいましたが、自由が丘での初めての個展が無事終わりました。たくさんの方にお越しいただき、感激もひとしおでした。ありがとうございました。
個展という究極の自己表現が叶って幸せをかみしめています。
フェイスブックでは、いらした方々が投稿してくださったので、すでに様子をご存知の方もいらっしゃると思います。
まず驚いたのは、こんなにもお花をいただけるのだ、ということでした。
まるでお花屋さんのカタログのようですが、まだまだ載せきれないものが沢山あり、素敵な香りに包まれた会場となりました。ギャラリーのオーナーさんに、『これだけの人に愛されてるって思うと嬉しいわね。』と言っていただき、涙ぐんでしまいました。
神戸や京都など関西から、身内同然のおつきあいをしている友達たちも来てくれました。ゴージャスな二段のオレンジのスタンド花は彼女たちのプレゼントです。右から二番目が私です。
会場風景をお見せします。
受付から見た会場全景です。
展示は4つのコーナーに分けました。これは一番奥の、私がダークシックとテーマづけたコーナーです。
こちらでは猫の王様のフィギュリンを置き、ちょっと重厚さを演出しました。金色の額縁の絵は、私の刺繍のスタートになったフランス刺繍のサンプラーです。
こちらは爽やかさがテーマのコーナー。ブローチも3点置きました。
ついでのご用事があったとはいえ、右に写っているのは遠く滋賀県からお越しいただいたお客様です。フェイスブック友達なのですが、お会いするのは初めてでありがたく、とっても嬉しかったです。左は私です。
こちらもフェイスブックでお友達になり、初めてお会いした皆さんです。言葉で言い表せないくらい、感動しました。
そしてこちらは生き物モチーフのコーナーです。猫、コアラ、うさぎ、蝶々、マティスのブルーヌードモチーフも!
このコアラのバッグは、イコンのバッグとともに開催1日前に完成したので、思い入れもひとしおです。ギャラリーオーナーさんのご提案で、私の人となりがわかる、ということで、テーマに合ったフィギュリンをそれぞれのテーブルに飾ってみました。
バッグの他に、デニムに刺繍したものや、編んだニットに刺繍したものなど、数点を装飾品として飾りました。他のコーナーの壁にもたびたび写り込んでいますね。
こちらはゴールドの鏡に合わせてゴールドのコーナーです。
やはり先ほどのコアラのバッグと同じで、開催一日前に完成したイコンのバッグ。
どのコーナーにも敷いてあるテーブルトップですが、これらも私の作品です。
初めての個展ということで要領がわからず、ギャラリーのオーナーさんや家族、お越しいただいた皆さまに、随分助けていただきました。
私の作品を見て、どんな感想を持たれるのだろう、と少し不安でした。
『まるで美術館みたい!』『写真と実物は全然違う!実物の方が数倍素敵!』そんなお声と共に、一番多かったご感想が、『感動しました。いいものを見せていただきました。明日から頑張れます。』だったのです💓
あるお年を召したご婦人は、作品をご覧になって涙され、『良いものを見せていただきました。これからは明るい色の服を着ようと思います。』と言ってくださったのです!本当にびっくりしました。作り手冥利に尽きました。
また、いろいろな方からアドバイスをいただき、そうかと気づくことが沢山ありました。そしてたくさんの励ましもいただきました。
個展が終わってからも、レンタル店でお借りしたトルソーボディを返しにいったり、片付けたり、お花を手入れしたり、日にちが接近していたお友達の展示会に行ったり、写真のレッスンを受けにいったりと息つく暇もないスケジュールです。これを言い訳に、みなさまへの御礼とご報告が遅くなりましたことをお詫びします。
それでも心を込めて、再度言わせていただきます。本当にありがとうございました。自分では、出産に匹敵する幸せだ〜!と思いました。
今回はお披露目の意味が強かったのですが、自らの作品への自信を深め、プロとしてやっていく決心を固めました。
次回は表参道か銀座で、そのためには今からいろいろ準備するぞ!と心に誓いました。
長いブログになりました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)