少し遅いですが、明けましておめでとうございます。
今年は4ヶ所も初詣に行きました。
いずれもまさに″神域″といった感じの空気感が清々しく気持ちよく、心も体も新しいものへと入れ替わった気分です。
今回写真は撮らなかったのですが、まず伊勢神宮内宮に参拝しました。
夫の実家が三重県にあるので、初詣に限らず、毎年のように訪れます。神宮参道のおかげ横丁やおはらい町での食べ歩きもまた楽しみです。
神宮内には美しい立派な松がたくさんあります。いつも吸い寄せられるようにその幹を触ってしまいます。温かくて優しい感触が大好きで、エネルギーをいただいているような気持ちになります。
次は最も夫の実家近くの鹿島宮へ。
こちらも毎年参拝します。地域の身近な氏神様です。引いたおみくじは中吉でした。ちょっと気落ちしたのですが、Apple社CEOを驚かせ、さらに賞賛させた82歳のプログラマー、若宮正子さんが、『去年、年始に引いたおみくじは末吉であまり期待していなかったのに、三月くらいから良いことばかりどんどん起こった。』とテレビでおっしゃっていたので、あんまり気にしなくて大丈夫だ、と気を取り直しました。
そして奈良の橿原神宮へ。
夫の実家はほぼ三重県と奈良県の県境にあるので、案外奈良も近いのです。
この写真は橿原神宮外拝殿です。戌年らしく大きな絵馬が掲げられ、たくさんの参拝者で賑わっていました。緋の袴を身にまとった可愛らしい巫女さんも大勢いました。
神武天皇を祀るこの神社はパワースポットとしても有名なようです。脚が3本ある八咫烏をシンボルにしています。
様々なお守りに八咫烏のデザインがされています。なんと蹴球守り、つまりサッカーのお守りまでありました。確かにサッカー日本代表のユニホームには八咫烏がありますね。小学生を連れたお父さんが買い求めていました。
写真の外拝殿をくぐり抜け、内拝殿で参拝をしました。お祈りをしていると途中から急に背中が温かくなりました!これはもしかして神様が気にかけてくださったのかしら、とちょっと嬉しくなりました。
そして、この神社の境内にある長山稲荷社にも足を運びました。
入り口から数本目の鳥居からお社を臨んでいます。
こちらは反対にお社から入口の方を撮っています。
奉納された鳥居が緩やかにカーブし、適度な間隔で収められているせいなのか美しくて少し不思議な、でも安寧で神聖な空気が感じられました。
最後は南足柄市にある大雄山最乗寺です。つい最近テレビで知りました。車で一時間ほどで行ける距離にあるお寺ですが、その立派さにびっくりしてしまいました。
詳しい縁起はわからないのですが、大きな天狗像がたくさんありました。
なんともダイナミックで素晴らしいですね。古の人々が、この山寺の山にはこんな神様がいると想像するのは自然な事だと感じました。
この2体の天狗像は、山の上の奥の院に通じる千段の階段の両側にあったものです。
こんな風です。階段を登る人々を見つめています。
この赤く巨大な下駄は天狗のものなのでしょう。二つでワンセットという事で、夫婦和合の象徴だそうです。
千段の階段を登るのは正直きつかったのですが、空気は清々しく爽やかで、参拝だというのにちょっと変な表現ですが、とても楽しかったです。参道は紫陽花の茂みに縁取られていました。満開の時にまた来たいです。紅葉も素晴らしいとの事、秋も良いですね。
新春、それぞれ素敵な神社やお寺に初詣することが出来ました。どこも素晴らしい空気が流れているように感じました。一緒に行った夫が、『気持ちいいね〜』を連発していました。
良い一年になりますように!この長いブログを読んでくださった方々にとっても、素晴らしい年になりますように!