MET GARAテーマの刺繍ネックレス製作過程その4天使のボディ部分できました

シャンパンカラーのエンジェル、土台のボディ部分が刺せました。

この天使は翼?が4枚あります。

2018メットガラのケイティ・ペリーにインスパイアされて作り出したのですが、彼女の衣装がそうなっていました。

彼女の翼はふわっふわの羽毛状でしたが

この作品の上の翼は糸メインにするつもりですが、土台はご覧の通り、スパンコールがメインです。フランス製の”ソレイユ”(太陽、ひまわり、また花火の意味ですね)という名の可愛いデザインのものです。

確かにそう見えますね。これを使いたかった!シャーロットという小さなフランス製のビーズも使っています。

ステッチしている糸は上品なベージュの日本の炉刺し糸。

翼ではありませんが、天使の後光の縁取り部分、糸刺繍の間にのぞいているちょっと大きめなゴールドのビーズは、ミリアムハスケルという19世紀生まれで20世紀に活躍したアメリカ人コスチュームジュエリーデザイナーが作らせたアンティークビーズです。

ビーズの間のクリスタルガラスはチェコのもの。

色々な国の素材が使えて、現代日本に生きているシアワセを感じます。

顔や手は別刺しで完成しています。

スタンプワークのテクニックで本体と合わせます。

後は上部分の2翼を刺すだけ!

この作品は刺繍ネックレスにすることを想定していますが、付ける人もシーンも限られちゃうな〜。

っていうか、そんな人いてくれるのかな?

でもいいの、だって作りたいんだもん

かなり色々な素材、テクニックを使ったCross-over embroideryってとこです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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MET GARAテーマの刺繍ネックレス製作過程その3天使の顔部分完成です

シャンパンカラーのエンジェルの顔部分、やっと刺し終わりました。

ブロンドの髪部分を刺し、顔部分を微調整しました。

糸は主に日本刺繍の絹糸を使っています。

髪部分はグラデーションで蜂蜜色の濃淡の糸を、よりをかけて2色、ベージュの炉刺し糸を1色、地刺しに派手な黄色の炉刺し糸を1色、計4色使って表現しています。ちょっとわかりずらいのですが……..。

顔部分は糸をよらず、釜糸のまま(そのままってことです)。このテクニックはふわっと華やかさが出るのですが、弱いし、糸の渡りが長いとたわんでしまうので、切り抑えといって、最初刺した糸を半分以下に割って刺した上から斜めに抑えのステッチをします。

こうすると、魅力的な陰影も出て、日本刺繍って、絹糸って素敵!としみじみ思います。

お正月も終わり、やっと取りかかることができました。

別刺しの顔なので、後で体と合わせて星のピアスをつける予定です。

刺しながら、なんとなく知っている魅力的なあの方に似ているな、と思わず微笑んでしまいました。

さあさあ、後は翼!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

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オートクチュール刺繍の花束と干支のイノシシでごあいさつ

明けましておめでとうございます。

私の干支はねずみなのですが、2月3日の節分生まれ。

占いの方には、節分生まれは前年の干支で見る、と言われるので、イノシシもとても気になります。

お正月になると飾る、昔通ったオートクチュール刺繍教室で刺した課題のブーケと一緒に今年の主役、イノシシ君をパチリ!

華やかで新春っぽいでしょ?

今年もよろしくお願いします。

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

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台湾旅行、むやみに食べ物が美味しかったです!

2018年も押し詰まった12月後半、夫と5日間台湾に行ってきました。滞在地は台北です。

え〜!今何月なの?

沖縄よりさらに南にあるこの国、20度以上あり、半袖短パン、肌見せのお姉さんがたくさんいて、『ホンマにネンマツかいな!』と、関西人でもないのに突っ込みたくなりました。

おりしもクリスマスウイークです。町中クリスマスディスプレイされてはいるのですが、なんとなくピンときません。

こんなチャイニーズ風のスノーボールも街角にありました。可愛いけどビミョーな違和感があるでしょ?

 

ところで、町にはバイクがたっくさん!流石にバイクの人は着込んでいましたが……..。

轟音轟かせるバイクは町中に溢れ、横断歩道を渡るのにも轢かれそうな気がして怖かったです。

信号機にはあと何秒渡ることができる、の秒数と、歩く人形が表示されていました。(この写真ではあと35秒)

なんだか大阪の信号機みたい、とクスッとしました。きっとせっかちなんですね。

ところで台湾に行くの、と知り合いの方に言ったら、『台湾って小龍包食べて、足つぼマッサージしてもらって、お茶飲んでって感じだよね。』

と言われました。

ならば!

そのメニューはこなさなきゃ!

幸い?お天気は5日間とも小雨が降ったりやんだりでした。

郊外は諦めて、コンパクトにまわれる台北市内を観光しました。

まずセオリーの小籠包をいただき、さらにこれでしょう!

そう、火鍋です!

う〜ん、八角の匂いってどちらかといえば不得意でしたし、色々個性的な馴染みのないスパイスが入っていて、一体これなに?と思ったのですが、とにかくむやみに美味しかったです

ローカルに詳しい夫の案内で、雙連朝市を歩き、見慣れないフルーツのフレッシュな匂いや色に感動したり、

魚なんて売ってる、屋台で!しかも新鮮そう!

すぐそばの公園には可愛いオブジェがたくさん!

歩くたびにエクスクラメーションマーク付きの気持ちになるのでした。

乾物やら雑貨やらお茶を目当てに行ったレトロタウン迪化街では、

クラッシックな街並みに感動し、

乾物屋さんの軒先にぶら下がっているスルメやカラスミに大喜びしたりしました。

すぐ食べてしまうので、写真を取り忘れてしまうのですが、この街で食べたチャーハンも抜群でした!

お目当のお茶屋さんでは何杯も何杯も試飲させてもらいました。お茶が採れる山によって同じ茶葉でも味が違うし、虫が食べて発酵が進んだ茶葉は甘くて高価になる、など、初めて聞くお話でした。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

虫が食べた甘いお茶を買って大満足です。

それから、やはり台北といえば忘れてならないのが故宮博物院!

この博物院の一番の呼び物はこれ、ヒスイの白菜ですね。

でもなぜか公開されていませんでした。残念!

ところで、びっくりしたのは、『写真をとってはダメなエリア』が存在することです!

日本の美術館は普通、写真は厳禁で、『写真をとっても良いエリア』があります。全く逆なんですね!

かわいい、面白い、キレイ、と感じたものをたくさん私も写しました。

日本の美術館で、中国系の方が何回か写真を撮って学芸員の方に注意されるのを見たことがありますが、今回のことで無理もないなあと感じました。

同じ東アジアでもやはり文化は違うのですね。

たくさん歩いた足をいたわるべく、足裏マッサージも行きました。

日本人のお客さんばかりで、お店の方も日本語で会話してくれました。

足裏がツルツルになり、軽くなったところで台北コンプリートです。日本から3、4時間で行ける、私たちと同じ顔をした、でもやっぱりかなり違う人々の暮らす魅力的な国を満喫しました。

夫と、暑くなる前4月くらいにまた来よう、今度は名物のランタンを飛ばしたり、南の方にも行こう、と盛り上がりました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

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クリスマスのインテリアデコレーション、刺繍のしつらいに思うこと

いよいよクリスマスがせまってきました

毎年、家中をクリスマス仕様にしています。

下の写真はヨーロッパ風、大人びた感じのサンタの壁掛けと、スワロフスキーでハート型に表現されたオーナメントです。

壁掛けは随分昔に、クロスステッチで私が刺したものです。

オーナメントはハート型ですが、なんとなくツリーを思わせます。

忘れていたのですが、私が10才の時、母が生のもみの木のツリーを買ってきてくれました。

チカチカ光る電飾がついていました。

部屋の明かりを暗くして、家族で息をひそめて?うっとり眺めました。

キレイだね〜、家族が口々に同じ言葉を言っていたと思います。

とても楽しかったのですが、何せ生のもみの木、クリスマスが終わるとすぐに庭に植えられ、夏の暑い日には飼い猫の涼む場所になったのでした。

翌年からはツリーがなかったと思います。

当時は今みたいに作り物のツリーってあまり売ってなかったのかな?田舎に住んでいたし………。

なんて忘れていた古い古い、でも甘くて温かい記憶がよみがえりました。

クリスマスの魔法でしょうか

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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スタンプワーク、ラズベリーの課題、完成です、かな?

シャンパンゴールドの天使制作中ですが、お稽古しているスタンプワークの課題ができました?

というのはフライングで、実はまだ小さな蜂を刺さなければなりません。

でも、それは来月になるので、待ちきれず、このイギリス刺繍に敬意を表しピーターラビットに登場してもらいました。

♪( ´θ`)

可愛いでしょ?

スタンプワークと日本刺繍のレッスンを受けているので、時々課題の投稿を挟んでいます。

課題は他の方もいらっしゃるので、なかなか自分のペースで進められません。

ですが、進み方が緩やかで楽しみながらなので、良い息抜きになります。

何を今さら習うの?と言われるのですが、やはり一つの刺繍専門に打ち込まれてきた先生のご指導は、う〜んと唸らされるものがあります。

そして、やはり独学ではなかなか気づけないちょっとしたコツや、エッセンスを学べます。

今、スタンプワークと日本刺繍の二人の先生に習っているのですが、それぞれの先生の個性や教え方など、とても参考になります。(o^^o)

二つの刺繍は同時に始めました。

自分の作品作りもあるのに無理なんじゃない?と思っていたのですが、お互い良い影響をおよぼし合うことが多く、かえってよかったようです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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METGARAメットガラテーマの刺繍ネックレスその2顔の刺繍ができました!

前回の投稿で試し刺ししていた、ショートヘアの天使の顔部分、刺せました!

やっぱり、『雛人形は顔が命!』なんてコピーがあるくらいです。人の顔の刺繍にはとっても気を使います。

。・°°・(>_<)・°°・。

お肌は日本刺繍の絹糸をよらずに釜糸のまま刺して、ふわっと華やかさを表現しました。

目鼻立ちは絹糸の上に和紙を置き、その上から刺して完成後に和紙を破って着地させます。

こんな風です。

肌、目鼻立ち共に刺し終わった状態です。

そして、和紙を破ります!

これは半分和紙を破った状態です。それでも下の輝くお肌が見えています。絹糸サイコー!(^ ^)

試し刺しの時よりずっとずっと美人でしょ!

顔の表現が決まればできたも同然⁈

後はGOGOGO!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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MET GARA 2018テーマの刺繍ネックレス、取りかかります

スケッチを起こしてから随分時間が経ってしまいました。

やっと、MET GARA2018からインスピレーションを受けて、デザインしたネックレスに取りかかります。

今年のテーマは『カトリック』。

ショートヘアにミニスカートのケイティ・ペリーがもう可愛くて可愛くて!絶対作品にしたいと思いました。

シャンパンゴールドの衣装の彼女はキュートな天使そのものでした

それをモデルに、『Angel of Champagne color』のタイトルでネックレスを作ります。

これが以前アップしたスケッチです。

そして、なんとかトップの天使の背景のカットワーク部分の刺繍ができました。これはメトロポリタン美術館の正面入り口の上のデザインへのオマージュです。

右下にカットワークのサンプルを置いています。

このサンプルのように、ゴールドビーズの間の布地をカットして、レース状にします。

ネックレスにするのですから、透け感が欲しいですよね!(^ ^)

シャンパンゴールドの小さなビーズラインの交点に、クリスタルや違う種類のビーズを刺していますが、これがなかなか(>人<;)!

最初の計画ではビーズのみの予定でしたが、刺しているうちにクリスタルを刺したい!となって、ビーズのみで刺していたところを外して刺し直しました。

最初から刺していれば造作もないのですが、なぜか後から思いつくことが多いんですよね〜。

まあ、刺し直しても大したことはないのですが………。

 

顔は試しに刺してみただけなので、あんまり可愛くないのはご容赦ください。・°°・(>_<)・°°・。

別に刺して、スタンプワークの要領で後付けします。

シャンパンカラーのショートヘアの天使、年内に完成させたいなあ!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

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Bead Art Show YOKOHAMA 2018冬に作品が展示されます

今週6日(木曜)から8日(土曜)まで横浜港大さん橋ホールで開催される

『Bead Art Show YOKOHAMA 2018冬』に私の作品が展示されることになりました。

コスチュームジュエリーアワード2018で佳作だった作品、『吉祥模様』です。

お近くの方、会場に行かれる方、ご覧いただけると嬉しいです。

 

 

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フクシアの花の刺繍ブローチ、完成しました!

フクシアの花の刺繍ブローチ、完成です。

んー、なんだかフクシアの花の特長の下がった花芯のせいか、彗星のようにも見えます。

クリスマスにぴったりです

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