めぐり逢い

二年前に伊勢のおはらい町で買い求めた、九谷焼の右手を上げた黒い招き猫。可愛さだけで、これにしたのですが、なんとこれにお対の猫がいたのです。昨年末に忘年会で訪れた大阪ミナミの道具屋筋。食器屋さんのレジ前に、それぞれ違う片手を上げた黒と赤の二匹セットの招き猫が。右手を上げた黒猫は私が持っているものと全く同じ!知らなかったとはいえ、ペアだったんですね。しかも、対で持つことで外からの幸運を招くのだとか。右手上げは金(幸運)を招き、左手上げは人を招くと知ってはいましたが。おはらい町ではセットにはなっていませんでした。

早速持っていなかった左手上げの赤猫を買い求めてさらに調べてみると、右手上げは雄猫、左手上げは雌猫でした!まあ、男の子女の子だったんですね。確かに赤猫の方が華奢で、顔も小さいです。おまけに、耳より高い位置に手を上げた方が、ご利益が見込めるそうですが、雌猫だけがちゃっかり耳より高く上げています。これも女の子らしい…😁

昨年話題になっためぐり逢いだあ!なんて、年の初めから感動したのでした。

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ベランダ掃除とお正月のしつらえ

クリスマスが終わるとあっという間にお正月。楽しく飾りつけたクリスマスデコレーションをテキパキ(本人イメージです。あくまで😅)片付け、お正月の支度です。

まずは大掃除。一番気になっていたベランダに取り掛かりました。忙しさを言い訳に、ベランダのハーブ達のお世話をスルーしていたので、茂り放題、枯れ放題だったのです。もちろんお水はあげていましたが…。一念発起して、良い匂いのする枯葉を刈り込み、整理したらさっぱりしました。

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これで気持ちよくお正月が迎えられます。体調の良くない時にこの作業をすると、不思議と元気になります。ハーブを好きな理由の一つです。風が強くて日当たりが良すぎる過酷なベランダで、手がかからず元気に育ってくれるのもさらに大きな理由かな。

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他の場所のお掃除は早々に切り上げ、やっぱり楽しみなお正月のしつらえをします。玄関の下駄箱の上に、羽子板や南天のお皿、稲穂のお飾り、松の木のお皿(このお皿はフランスのジアン窯のものです。日本のものみたいでしょ!)、干支の鳥の置物(箸置きです)などなど。

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そして、日頃お世話になっている革漉き機(革って厚いのでそのままでは縫えません。なので、縫う部分などを薄く漉くのです。そのための機械です。)も、お正月モードにするべく招き猫や七福神を飾ります。

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今年一年は出来る事をひたすら一生懸命頑張った年でした。来年も更に良い年にするようチャレンジしていくつもりです。皆様も良いお年をお迎え下さいね。

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手仕事いっぱいのクリスマス

クリスマスって、クリスチャンでもないし、若い女の子でも子供でもないのに心躍りますね。

12月に入ると、家の中をクリスマスデコレーションします。ます何と言ってもクリスマスツリー!

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150センチのスリムなツリーです。毎年少しずつ集めたオーナメントを一時間ほどかけて飾ります。でも、ほぼ隙間なく埋まってしまったので、新しいものを追加するのがちょっと難しいです。そろそろツリーを買い換えなくてはなりませんね。自分で作ったものではないのですが、モールやビーズ刺繍で飾られた星型のオーナメントがあります。それを見るたび今年こそ一つ作ってみよう、と思うのですがなかなか手が回りません。ヨーロッパでは毎年一つずつ手作りする習慣があるのだそうです。素敵ですね。

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こちらは玄関の下駄箱の上。ビーズ刺繍で刺したボルドーカラーのクリスマスツリー、これはワインボトルカバーです。下にはもちろんワインが隠れています。キットを購入して製作しました。敷いているテーブルセンターはスウェーデン刺繍。どのくらい前なのかわからないのですが、爆発的に流行した時代があったそうです。ブルーのリボンのついた松ぼっくりは息子が幼稚園の時に作ったものなんですよ。

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こちらは玄関の壁を飾るタペストリーです。サンタクロースをクロスステッチで楽しみながら刺しました。

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こちらはリビングの壁。以前通っていたオートクチュールビーズ刺繍教室の課題のゴッホの糸杉の額絵をかけます。クリスマスとは関係ないのですが、この絵をずうっと眺めていると、絵の中から鈴の音が聞こえ、星々が渦巻く漆黒の空から、サンタクロースがソリに乗って現れるような気がしちゃうのです。

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こちらはクリスマスの食卓。といってもお料理は置いてありませんが、緑のテーブルクロスにワインレッドのテーブルセンター、ハーダンガー刺繍のテーブルセンターをさらに重ねます。そして、このトナカイはね、なんと箸置きです!箸置きが好きで12ヶ月持っているのですが、やっぱり12月は華やかで可愛いですね。

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トナカイは真鍮でできています。精巧な彫りにうっとりです。輸入品ですが、あまりに昔に購入したのでどこの国のものだったのか忘れてしまいました。

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そして最後は私愛用の、革を縫うアームミシン。ハンドバック作りの優秀な相棒です。ニードルポイントのクリスマス風景のクッションをデコレーションしました。

こんなふうに我が家は、手仕事のクリスマスグッズや、私が見つけてくる可愛いもので溢れています。

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京都の糸

三重に行く用事があったので、足をのばして京都に行って来ました。目的はふふふ、と思わず笑みがこぼれてしまいますが、念願の糸屋さん、アートファイバーエンドウに行くためです。

二条城の近くで、手芸マニアなら知る人ぞ知る、というお店です。西陣に糸を収める染色工房の刺繍、織物部門として80年前に創設されたとのこと。(京都では、80年では老舗とは言えないかもしれませんが)

20161215_143320ネットでも買えますが、やっぱり実店舗、良かったです!西陣に収める帯用の絹糸やら、太めのよりがかかった光沢のあるレーヨン糸など、お店にしかないレア物の糸をハイになって買いあさりました。アートファイバーと銘打っているだけあって、様々な表情の素敵な糸たちが、他にもたくさんありました。

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たまたま持っていた私の作品アルバムをお店の奥様にお見せしたところ、とっても気に入ってくださって、話が弾みました。一般非公開の帯の展示会を『勉強になると思いますよ』とおっしゃって、ちょっと覗かせてくださるというのです。うーん🤔、すごく行きたいけど、何せ神奈川県民の私、大丈夫かな?でも、もし声をかけていただけるなら、万難排してでも行こうかな。とりあえず、1月の後楽園でのキルト展に毎年出店されていらっしゃるので、その時の再会をお約束しました。京都に縁ができて嬉しい!

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御徒町に行って来ました

御徒町に行って来ました。”クラチカ”最近注目の地域ですね。

目的は、箔屋さんで初めて私のブランド名を作品に押してもらうこと!!

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これが箔押し機です。本当は職人さんも写したかったのですが、とってもシャイ♥な方なので、機械だけになりました。

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バッグの内ポケットにする革に押してもらいました。なんか嬉しい!!

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この蝶々の刺繍をバッグ前面に窓のようにはめ込みます。後は縫製だけです。早く形にしなくっちゃ!

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*いとしい一点もの*今日からブログ始めました!

初めまして!アトリエCARAと申します。

オートクチュール刺繍と革を組み合わせたジュエリーのような一点もののハンドバッグをデザイン、制作しています。

caraはイタリア語で、女性に対して愛しの、とか愛しい人と言う意味です。でも、深い意味はなく、子供や友達同士にも気軽に使うのだそうです。英語でいうところのdearでしょうか。

愛してやまない、「大好きなひと」ですね。

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これは私の作成第一号のデニムのハンドバッグです。スタンプワークという手法で刺してあります。友人達には、帽子みたい!とよく言われます。デニムはパッチワークしてあります。

美しいものが大好きで、いつでも生活の中で、心に響く美しいものを探しています。そして、形にすることが私の仕事なのだと考えています。

作品制作は、まるで私の手の中から宝石を生み出すような、感動的な作業です。

これから、作品や制作過程、日々感じたことなど発信していきます。どうぞ、ご覧になってくださいね!

 

 

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