オートクチュール刺繍を含むいろいろな刺繍を19年、それを形にしたくて革のハンドバッグのデザイン制作を、7年ほど学び続けて来ました。
あまりに楽しくて、いつかはこれを仕事にできたら…と思っているうちにいつの間にか時間が経ってしまいました。
作品を見てくださった方々が、「展示会はなさらないの?」とか『美術館に展示してあるものより素敵!』(これはいくら何でも褒めすぎ😅)『もうどこかデパートに卸しているの?』などとおっしゃるので、じゃ、いっその事個展、やっちゃおう!となったのでした。これが私の正式なお仕事デビューです。
肩書きも、必死で考え、ビジューバッグデザイナーとしました。美しい、特別な日のための一点もののハンドバッグです。
個展をどこでしたらいいの、と考えていると、知人からあなたの作品にぴったりの良いギャラリーがある、と紹介されたのが自由が丘のSTAGE悠でした。
自由が丘駅から徒歩7分ほどの、美しい女性オーナーが営む、白塗りの光溢れる瀟洒なギャラリーです。
今年の秋、11月9日から5日間です。
個展開催にあたり、様々な出会いや学びがあり、出会った方達からたくさんのアドバイスをいただきました。決心して一歩踏み出せば、新しい世界を広げることができるんですね!
のんびりマイペースだった私の生活は一変し、目が回るほど忙しくなりました。
そしてお世話になった方々への深い感謝と共に、無事やり遂げることができるだろうかという重圧感、ワクワクとした高揚感、いろんな気持ちが綯い交ぜになって沸き起こっています。
そんな時、ちょっと不思議な出会いがありました。
最近フェイスブックで友達になった、ラブフォースジュエリー作家の森田知子さんです。
”ともちゃん”というお名前しか知らなかったのですが、彼女のことは実は15年ほど前から存じ上げていたのです。
”ともちゃん”のお姉さまと私の友人が友達で、友人から”ともちゃん”は天然石を扱うジュエリー作家として華々しく活躍している、と聞かされていたのです。
是非お会いしたいな〜と折に触れ思っていました。
フェイスブックで森田さんから友達申請が来た時、もしや!と思って友人に確認すると、なんとご本人だったのです!
もう偶然の出会いにビックリ!
そして早速私は、今月小田原で10日から催されたラブフォースジュエリー展に行って来ました。
初めてお会いしたのに、15年越しの想いのせいか、お人柄なのか、とても親しいものを感じてしまいました♥楽しい時間を過ごし、そしてもうこれしかない!迷わない!と可愛いハーキマーダイヤモンドのピアスを購入したのです。
カウンセラーでもある知子さんから色々なアドバイスを受け、ピアスと共に私の背中を押していただきました。私もプロとしてアーティストとして頑張る!と決心した瞬間です。