モノトーンのヒヤシンスの刺繍ブローチのためのデッサン

モノトーンのヒヤシンスの刺繍ブローチのためのデッサンです。ヒヤシンスは複雑な形なので、これはかなりラフスケッチです。

前回のパンジーのコサージュがとても楽しかったので、今回はヒヤシンスにチャレンジです。

春先のお花なので、ちょっと季節が違うのですが(^◇^;)

毎年お部屋で水耕栽培をする、大好きな花のひとつです。甘い、気持ちの良い香りがしますね。

ヒヤシンスのモチーフは私の中でずっと温めていたものです。

この写真は、今道しげみ先生のサロンで行われた、こいけさとみ先生のスマホレッスンで私が撮った写真です。

この茎の長いのびのびっとしたヒヤシンスにすっかり夢中になりました。いつか形にしたい!と思っていました。

ただ、小花が房状になって咲くので、どんなデザイン、テクニックにしようかと考える毎日(^^;;

ワイヤを輪郭に入れ、絹糸で刺した花をたくさん作ることにしました。この花は花びらが可愛く反っていますから、気をつけて形作りたいです。

葉は黒の極小の丸ビーズ、竹ビーズ、ラインストーンでのびのびと。花だけでなく、葉の美しさも表現したいところです。

思い通りにできれば、きっと素敵なものになるでしょう

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イギリスのスタンプワークのワークショップ、受けています。

日本刺繍と同時にイギリスのスタンプワークも習い始めました。

この刺繍(raisedworkともいわれるようです)は洋書を見て、自己流で刺した経験があります。

昨年の個展に出品したこのデニムのバッグの刺繍です。

スタンプワーク部分アップです。

写真だとちょっとわかりずらいですね。お花のガク部分やいちご、栗部分などを色々なテクニックを使ってかわいく立体的にもりあげています。

私は参考になる洋書を3冊、またスタンプワークの日本の第一人者の森本さちこ先生の本を持っています。

その4冊でかなりのテクニックが紹介されているので、特に習わなくても大丈夫だと考えていました。

それでも、やはりきちんと習ってみたほうがちょっとしたテクニックや刺繍に対する考え方、姿勢、また道具など、私のスキルが豊かになるのでは、と思いました。

それに、この刺繍はかなり立体的なので、小さなアクセサリーを作る時とても参考になりそうです。

という訳で、森本先生のお弟子さんである渋谷純子先生の講座に通いだしました。下の写真がこの講座の課題の一部です。

小さなヴィオラの葉っぱです。いずれカットして、立体的なお花の一部になります。

インドのアリワーク刺繍などのオートクチュール刺繍でも特殊なかぎ針で、細いワイヤーを葉や花の輪郭の芯として包み込みながら刺繍しますが、スタンプワークでは普通の刺繍針でワイヤーを包み込むように刺繍します。(ワイヤーを使うのは刺繍後、カットして立体的にして形を整えるためです)

アリワーク刺繍では、刺繍しながら図案に合わせてワイヤーを形作リ、自動的に止めつけていくのですが、スタンプワークでは作りたい形にあらかじめワイヤーを作って止めてから刺繍します。(といっても、経験のない方には何のことかわからないかもしれません(⌒-⌒; ))

とにかく、ちょっとした違いですが、面白いなと思いました。

他にも私の経験した限りですが、スタンプワーク以外の刺繍ではほぼ全ての刺繍で、葉や花は先っぽの外から内に刺すのですが、この刺繍ではその逆です。そんなことも面白いです。

日本刺繍とのダブルワーク、また自分の作品も作るというトリプルワークなのでちょっと大変ですが、思うことはやっぱり刺繍って楽しい、いいなあってことなのです

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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梅雨入りを楽しむ

朝からずっと雨です。

とうとう梅雨入りしましたね。

雨を楽しみたくて、こんなかわいい写真を撮ってみました。

ベランダで咲き誇る紫陽花の鉢に、ガラス作家の太田草笙さんのグラスと雨宿りするカエルちゃんを置きました。

このカエルは友人たちと妻籠に旅行した時に求めたもの。見るたび、その時の楽しかったことを思い出します。

どんな季節も美しいですね

 

 

 

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茨城、笠間のB.Blue Grayで大人のカメラ遠足に参加しました

梅雨入り前の爽やかな一日、茨城県笠間市のオープンガーデン『B.Blue Gray』(ビーブルーグレイ)にカメラ遠足に行ってきました。

私の写真の師匠、こいけさとみ先生の企画です。さとみ先生を慕う教え子たち18人が集いました。

B.Blue Grayはさとみ先生がカレンダーの撮影をされたりする素敵なお庭です。雑誌『BISES』や『ガーデン&ガーデン』などにも掲載されています。普段は月イチのオープンだそうですが、この日は特別に開けていただきました。

でも何と言っても茨城県。私が住む神奈川県からは遠い遠い!

早朝、上野8時30分発のJR特急ときわ53号に乗って行きました。

上野から向かうメンバーは9名。

初めてお目にかかる方もいらしたのですが、すぐに打ち解けて楽しい遠足が始まりました。

そしてなんと!その中の一人、美しいマダムのはるみさんが9人全員分の手作りお弁当を差し入れてくださったのです!こちらがそのお弁当です。可愛いでしょ♪( ´θ`)ノ

お味ももちろん最高です。おまけにアイスティーを持ってきてくださいました。さらにシャンパンまで!アイスティーに注ぐためです。飲めない方のために、炭酸水もありました。

シャンパンの栓がポン!と抜けた瞬間、近くにいた多分これから出張に向かうであろうサラリーマンの方が、びっくりした顔をされていました(笑)

私たちはその音を合図に突然の僥倖に大盛り上がり。目的地までのプチ電車旅行が素晴らしいものになりましたはるみさん、本当にありがとうございました!

2時間ほどでビーブルーグレイに着きました。ここは日立市でお花と輸入雑貨などを扱うお店『Four Seasons Flower』のオーナー、盆小原さんのプライベートガーデンです。

手をかけ過ぎない、自然を主役にした素敵なお庭です。たくさんの樹木のおかげで、外の世界はとても暑かったのに、このお庭には爽やかな緑の風が吹きわたっていました。そして美しい木漏れ日がゆらゆらキラキラと周りのもの全てを包み込むさまは、まさに別世界でした。

この写真を見ていると、人ではない素敵な可愛いものの存在を素直に信じたくなります。

 

さとみ先生の簡単なレクチャーを受け、各々夢中になって写真を撮り始めました。どこを切り取っても絵になる素敵なお庭です。

アイアンアーティストの鯨雄作さんの作品がさりげなく置かれていたり、

盆小原さんが活けてくださる可愛いお花のアレンジがあちらこちらに置かれていたり。

 

またかわいい小屋が4つもありました。小屋の中にはさらに素敵な雑貨も置かれています。

 

この桔梗が活けてある小屋は今や伝説となった自由が丘のデポー39のオーナー、故天沼寿子さんが訪れた思い出の小屋だそうです。

他にも盆小原さんから、やはり伝説となっているカメラマンであり、フラワーアーティストの高橋永順さんのエピソードなどお聞きしながらさらに心惹かれる被写体に向かいました。

買ったばかりの望遠レンズでこんな素敵な写真が撮れました

撮りたい対象にぐっと寄ることで背景がキラキラの玉ボケとなり、胸が痛くなるくらいの美しさです。写真って本当にいいな!

そして、美味しいお茶やお菓子をいただきながら、それぞれが撮った『今日の一枚!ベスト写真』を披露し合いました。美しい写真が多くて決めるのが大変でしたが、私の一枚はすぐ上の紫色のお花の写真です。うっかり花の名前を聞き忘れました。松虫草?矢車草?

最後に先生に講評していただいて、お開きになりました。5時間に及ぶ撮影会でしたがあっという間でした。楽しい時間は疲れませんね。

長い長いブログになりました。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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石原順子が掲載されたマガジンハウス社のクロワッサン、発売されました!

以前お知らせしていた、マガジンハウス社のクロワッサン、5月25日に発売されました!

広告とはいえ、こんなに美しい特集の時に載せていただいて、とても嬉しいです。

こんな感じで載せていただきました。デルメット化粧品の広告です。右下に刺繍している私と、作品のコアラのバッグも載っています。

まるでアンパンマンのようにパンパンの顔をして写っています。こんな風でお役に立てたのか心配ですが、幸せそうに写っているので、ありがたいと思いました。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

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日本刺繍(江戸刺繍)始めました!

以前もブログに書きましたが、絹糸を上手に扱いたくて、日本刺繍を始めました。

世界を舞台に活躍され、多くのデザイナーに影響を与えていらっしゃる長艸敏明氏で有名な京繍、また加賀繍など日本刺繍にも色々あるようですが、私が始めたのは江戸刺繍です。先生は沖文先生です。下の写真は先生からの課題です。

色を自由に選ばせていただけるのが嬉しいです。

それぞれの地域の日本刺繍に大きな違いはないようですが、絹糸をふわりはんなりとよる京繍に対し、江戸刺繍は多少強めに糸をよるのだそうです。

沖先生のお話によると、先生の生徒さんが、長艸先生のワークショップに出て糸をよったら、『きっついよりやなあ。』と言われてしまった、とのことでした(笑)

刺繍に詳しくない方がご覧になったら、『糸をよる?』と思われるかもしれませんね。

実は日本刺繍のテクニックそのものはフランス刺繍とあまり変わらないのですが、最大の違いは自分で絹糸をその都度よって使う、ということだと思います。

なんといっても、絹糸そのものが蜘蛛の糸よりずっとずっと細いのです。(と、私は感じます)絹糸はみなさまご存知、蚕ちゃんが出している糸ですね。それを複数より合わせて一本の糸にして使います。

それは慣れないととっても難しい作業で、今は四苦八苦している真っ最中です。

なかなか均一によることができません。おまけによりの強さで、ツヤどころか色まで変わってしまうんです(;_;)

う〜ん、練習あるのみです!

 

 

 

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パンジーの花束のコサージュ、完成しました!

パンジーの花束のコサージュ、完成しました

モードを目指しましたが、結構コンサバですね。

綺麗な色を使うのが大好きなので、白黒モノトーンは初めてのチャレンジです。

チェックのワンピースに合わせましたが、何にでも合いそうです。実際に服を着てコサージュをつけると、顔がパッと華やぎました。

この写真はブレードを使っていません。ブレードは使っても使わなくても、洋服に合わせれば良いと思います。シンプルな使い方も素敵です。

糸は絹糸を使っています。つやを出すため、糸縒りして使用しています。日本刺繍を習い始めたので、美しい絹糸を使いたくてたまりません。

というか、絹糸を上手に扱って制作の幅を拡げたくて日本刺繍を習い始めました。

自分の世界をひろげていくことが楽しくてたまりません。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

3D刺繍アーティスト:Junco Ishihara (石原順子)

 

 

 

 

 

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モノトーンのパンジーの花束のコサージュ制作過程その2

モノトーンのパンジーの花束のコサージュ。

ひとつひとつのパーツがやっとできました。

これから組み立てます。大人がオシャレに使えるよう心を砕きました。

テーマは《モードな感じ・洗練》です。

スケッチを起こしてから随分時間が経ってしまいました。

今年は家族が出張やら合宿やらなどで、短い期間に出たり入ったりを繰り返してなかなか落ち着きません。

私自身も雑誌撮影などがあり、(クロワッサンの発売日は5月25日でした!以前の投稿では1日前をお知らせしていました。)気持ちや不安定な気候のせいか体調も定まらず、思うように進めることができませんでした。

おまけに欲張って習い事を2つ増やしてしまいました!もちろん、刺繍のスキルアップのためなのですが……..。

来月からは少し落ち着くので、ギアをトップに入れて頑張りたいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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奈良『アレグレの森』、名古屋『ノリタケの森』2つの素敵な森を楽しみました。

念願の奈良の『アレグレの森』と名古屋の『ノリタケの森』に行ってきました

『アレグレの森』とは、西日本最大の品揃えを誇る、ポーランド食器のお店です。

ポーランド食器はその人気のおかげで、松本や表参道に旗艦店があり、デパートでも置いているところがたくさんあります。

私もマグカップや小鉢、お皿など何点か持っています。

それでも《西日本》、この言葉に惹かれてず〜っと『アレグレの森』に行きたかったのです!

だって派手好みの関西、きっと品揃えが関東と違いそうでしょ?

ワクワクの期待に違わず、見たことのない可愛いマグカップがたくさんありました。

トロッとした雰囲気の可愛い赤い水玉、赤い小鳥と赤い実、素朴でおおらかなサクランボ。

お店のシルバーヘアの美しいマダムや可愛らしい若い店員さんと楽しくおしゃべりしながらハイになって購入しました

次の日は名古屋の『ノリタケの森』へ。言わずと知れた、日本の食器ブランド『ノリタケ』が近代窯業発祥の地に陶磁器に関する複合施設として開設したお洒落な場所です。

住所も”則武新町”で、初めてブランド名が地名から取られたものだと知りました!

ミュージアム、ギャラリー、ショップ、カフェ、レストラン、体験や見学ができる施設やお弁当を広げて楽しめる公園まであり、地元の方々が憩える素敵な場所でした。名古屋に住む方が羨ましいと思いました。

こちらも以前からずっと行きたかった場所です。

ただ、車の中に愛猫を連れていたので長居できず、そそくさと黒猫のマグカップを買い、次回はゆっくり来ようと心に誓いました。

美しいもの、可愛いもの、大好きです

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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(株)マガジンハウス社の『クロワッサン』に掲載されることになりました

来月5月24日発売の雑誌、(株)マガジンハウス社『クロワッサン』に載せていただくことになりました。

昨日は白金台のスタジオで、そのための写真撮影でした。

この写真はその時編集者の方がスマホで撮ってくださったメイキング写真です。

いつもは女優さんをサポートしているメイクさん、スタイリストさん、カメラマンさんにお世話になり、夢のような非日常を経験させていただきました。

と言っても、私の作家活動を評価していただいた、と言うのとはまた少し違います。

今回は、三省製薬さんから出ている『DERMEDデルメット』という通販化粧品の広告なのです。

私はこのブランドの『ホワイトニングスポットクリーム』を6年愛用しています。

これがそのクリームです。

21歳の時、眉尻にニキビを潰してできたシミがなかなか消えなかったのですが、いつの間にかなくなっていました。化粧品って本当に効くんだ、と驚いたくらいです。

実は4年ほど前に、デルメットとクロワッサンのタイアップ企画の新製品発表イベントに抽選で当たり、出席したことがあります。

その時クロワッサンの編集の方にお声をかけられたご縁で、3年ほどデルメット化粧品の小さな小さなモデルをさせていただいていました。

もちろんちゃんとしたものではなく、化粧品会社の小冊子やWEB広告、新聞のチラシなどにちょこっと出るだけのものです。

そのご縁で、クロワッサンの編集の方から今回の企画にとお声をかけていただきました。

その方に、私の昨年の個展の招待状をお送りしたので、思い出してくださったそうです。

何かに打ち込んで頑張っている女性を、読者代表として掲載したいとのことでした。すでにバルセロナ、アトランタで活躍されたメダリストの有森裕子さんが同じ企画で出演(というのでしょうか?)されています。私の後は元宝塚星組娘役トップ女優の星奈優里さんです。

なんとも恐れ多いです。

私が刺繍している写真や、作品写真も2スナップ紹介していただけます。刺繍のことや、女性が美しくなることの意義、また生き方など、様々な取材を受けました。

私で良いのだろうかと恐縮してしまいましたが、作家活動も紹介してくださるというので大変ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、今まで私に関わってくださった皆様にも、心からお礼の気持ちをお伝えしたいです。

少し恥ずかしいのですが、発売されたらご覧いただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

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